Ready NAS - OS6以上で、ゴミ箱をそっと復活させる方法

※自己責任です!
※sambaのみ対応です!
※あくまでglobalのみを今回は対象としています。
 ですので、すべてのネットワークフォルダ直下にゴミ箱が出来ます。
 もし個別に対応したい方は、ご自身でがんばってください。後、教えてください。



ゴミ箱、入りますか?



先日、Ready NASを購入した所、ゴミ箱機能がございませんでした。
(samba)ファイル共有なのに、なんぞや?となっておりましたので、
ぐぐった所、Ready NASさん側で、途中から設定を無くし、OFFにしたらしいです。
理由はしりません。恐らくスナップショットに移動したとかそういうのだと思います。

たまにやらかして、データが無いよって時で、且つ、1時間前に作ったデータとか、
画像ファイルでバージョン違いで、間違って上書きしちゃったとかだと、
スナップショットとしても残っていない為、苦労しますので、そっとゴミ箱機能を
Onにしてみることにいました。

まずは、当方環境は、以下です。
モデル:Ready NAS 104
3TB * 4のRAID10
Ready NAS 6.5.1
debian7
samba4.4
です。

ぱぱっと追加方法に関しまして。

※最悪、HDDにアクセスできなくなる危険性もございますので、
 本当に本当に自己責任です!!!当方一切責任持てません!


まずは、SSHで、ログインしてください。
SSHと言う単語がわからない人は、やめたほうが良い気がします。

で、恐らくは空だと思いますが、以下が、大本を書き換えずに、sambaの設定を変えれるファイルになります。もし、空でなかったら、バックアップを取って、追記するといいと思います。

ですので、/etc/frontview/samba/smb.conf.overrides

1.testparmとコマンドをうち、vfs objects =
 部分を確認後、recycleを追記する形にすると良いと思いますので、該当箇所を
 メモ帳などに、コピペしてください。

2.そして、おもむろに、vi /etc/frontview/samba/smb.conf.overrides
として頂き、以下を追記。
vfs objects = acl_xattr snapper btrfs recycle
recycle:exclude = *.tmp *.temp
recycle:maxsize = 0
recycle:touch = yes
recycle:versions = yes
recycle:repository = .recycle
recycle:keeptree = yes

3.testparmでエラーが出ていない事を確認後、
 sambaの再起動。コマンドは、systemctl restart smb.service

4.リスタート出来たら、最後に、systemctl status smb.serviceで、エラーが出ていない事を確認

5.ネットワークフォルダでテストファイルを作成、削除後、きちんとそのフォルダの部分に.recycleが出来ており、ファイルがきちんとバージョン管理されている事を確認。

6.そっと、SSHを閉じる。

以上です。

今の所、様子見ですが、まだ、私の方では、問題はおこっておりませんので、
様子見していこうと思います。
なかなかに快適です。